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推薦入学者の退学者が増えている?|久留米・八女の高校生・保護者が知っておきたい現実

知っておきたい推薦入試の現実

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    推薦入学者の退学者が増えている現状

    大学入学者に占める推薦入学の割合

    近年、大学入試では「推薦入学」が大幅に増加しています。文部科学省のデータによると、令和4年度の大学入学者62万8531人のうち、総合型選抜での入学者は9万2969人、学校推薦型選抜は28万8024人に上り、全体の約半数が推薦入学です(文部科学省発表)

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    このことから、高校生や保護者にとって、推薦入学はもはや「特別な選択肢」ではなく、身近な進学ルートになっていることがわかります。

    また、旧帝国大学の1つである東北大学は2050年までに一般入試を廃止し、総合型選抜へ移行すると発表しました。

    東北大学が2050年までに全入試を総合型選抜へ移行 「大学受験は偏差値からプレゼン能力へ」は本当? #エキスパートトピ(杉浦由美子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    これにより、国公立大学においても今後一般入試から推薦入試に重きを置く動きがあるのではないかと考えられます。

    中退者数の統計データと傾向

    しかし、推薦入学者の中退リスクも無視できません。文部科学省によると、2022年度の大学中退者数は5万2459人(全体の約1.94%)にのぼります

    意外と多い「留年・中退」、大学選びを間違えないための進路指導のポイント 目の前の入試対策ばかりに捉われていると危険 | 東洋経済education×ICT


    推薦入学者の中退率は一般入試組に比べやや高い傾向があり、入学後の学力不足や大学環境への適応力不足が影響していると考えられます。


    推薦組の退学率が高い4つの理由

    学力不足で授業についていけない

    推薦入学は、高校での成績や面接評価を基準に選考されることが多く、学力試験の比重が低いケースがあります。結果として、入学後に授業内容についていけず挫折する学生が一定数存在します。

    モチベーション不足や入学後のギャップ

    高校時代に早く進路が決まると、「入学したら安心」と考え、学習意欲が低下することがあります。この入学後のモチベーション低下も、推薦組の退学率を押し上げる要因です。

    大学・学部選びのミスマッチ

    推薦入学は「合格のしやすさ」で志望校を選ぶことがあるため、入学後に学問内容や環境とミスマッチが起こる場合があります。研究でも、偏差値や一般入試比率が低い大学ほど中退率が高い傾向が報告されています(清水一ほか「大学の偏差値と退学率に関する予備的分析)

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    高校側からの積極的な推薦によるミスマッチ

    指定校推薦では、希望者が少ない場合、高校の先生が興味のありそうな生徒に推薦を勧めることがあります。これは、長年利用者がいないとその高校の指定校推薦枠が減少してしまうためです。高校としては有名大学の枠を維持したいため、無理にでも該当する生徒に勧める場合があります。生徒側も一般入試に不安を感じる中で、有名私立大学の推薦があると名前だけで選んでしまうことがあり、その結果、入学後に学力や意欲のミスマッチが生じ、留年や退学につながるケースがあります。


    久留米・八女の高校生・保護者が知っておくべきポイント

    入学後に必要な学力を意識する

    推薦で合格した後も、高校の学習を怠らず継続することが重要です。特に英語・数学など、大学で必須の基礎科目はコツコツ積み重ねることが大切です。

    大学のカリキュラムや雰囲気を調べる

    パンフレットやオープンキャンパスだけでなく、実際の授業や在学生の声を調べ、入学後の生活を具体的にイメージしておくと失敗を避けられます。

    自分の将来像と志望校の一致を確認する

    推薦合格のしやすさだけで志望校を決めず、自分の将来像や学びたい内容と志望校が合致しているかを必ず確認しましょう。


    まとめ:推薦だから安心ではない

    推薦入学は拡大傾向にありますが、データが示すように入学後の中退リスクも存在します。久留米・八女の高校生や保護者は、合格だけで満足せず、入学後を見据えた学習・モチベーション維持を意識することが重要です。

    推薦入学のメリットを活かしつつ、入学後の学力・意欲・適応力の確保が成功のカギとなります。進学後の4年間を有意義に過ごすためにも、合格後の準備を忘れずに行いましょう。

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